地方移住をきっかけに開業する人が増加傾向にあるのをご存知でしょうか。
これはまさに、都市部と地方部との間のライフスタイルや価値観の違いを示しているといえるでしょう。
地方移住をきっかけに開業する人の職種で多く見られるのが、カフェやレストラン、パン職人やそば職人などの飲食系です。
移住して、飲食店に挑戦する背景にあるのが、お店を出す際に都市部よりはるかに費用が抑えられるという点。
実際、地方では地消地産で新鮮な材料を安く入手でき、おいしい水も豊富にあります。
よって、地方のメリットを最大限に生かせるからできる開業であるともいえます。

また、開業の方向性として、民宿・ゲストハウスを営む人も見られます。
地方の良さをアピールする拠点として、民宿・ゲストハウスを始めた場所もあります。
実際、その地方に魅力を感じ、自ら移住した人間が土地の魅力をアピールすることは、旅行者にとっても説得力があるでしょう。
そのほか、移住者に多いのがライターやデザイナー、エンジニアなどのクリエイティブ職です。
これらの職種は、場所を問わずに働くリモートワークが可能であるため、移住のハードルが低いのが特徴です。
IT化の波は勢いがすごく、今後も居住地を転々とするクリエイティブ職は増え続けると予想されます。
これらの職種はどれも、全国での人材需要が高く、自分の趣味・スキルを活かせる創造的な仕事です。
新たな土地で、新たな仕事を始めたいなら、上記のような方向性を取り入れると、進めやすいかもしれません。